前回のバイクライフ
1日目(9/4):移動(京都市→糸魚川市)
2日目(9/5):清津峡周辺ツーリング
3日目(9/6):糸魚川観光(具体的目的地未定)←今回の記事
4日目(9/7):移動(糸魚川市→?)
5日目(9/8):移動(?→京都市)
新潟の旅三日目
午前6時前、雷鳴で目を覚ましました。外は雨。運転できるのか心配でしたが、10時には止んで青空も顔を覗かせてくれました。無事バイクに乗れそうで安心です。めまぐるしく変わって心を乱れさせるは女心と秋の空。
特に何の予定も決めていなかった3日目ですが、とりあえずまともなご飯が食べたい、ということで道の駅で海鮮を食べることにします。蟹が食べたい。日本海といえば蟹。手がベッタベタになるのが醍醐味です。今日は休息の糸魚川観光day。早速出発です。
スケジュール
2021年9月6日(月)
出発 10:05
帰宅 20:06
ルート
目的地
①弁天岩
②道の駅マリンドーム能生
③ヒスイ峡
国道8号〜弁天岩〜道の駅マリンドーム能生〜国道8号〜国道148号〜県道483号〜林道入山線〜ヒスイ峡〜林道入山線〜県道483号〜国道148号〜国道8号〜帰宅
日記
弁天岩
宿からバイクで5分のところにあります。道の駅に向かう道中、気になるので立ち寄りました。
岩に向かって伸びる赤い橋が凛々しくてかっこいい。
弁天岩のてっぺんまで登って遥か先まで広がる日本海を堪能しました。
道の駅マリンドーム能生
弁天岩からバイクで3分。すぐそこです。道の駅の2階には海鮮料理を提供するお店が2店舗あります。そのうちの一つ、海鮮丼・定食凪でお昼を食べました。
海鮮全種類網羅と言っても過言ではないほどたくさんのお魚が乗ってます。2日間の我慢の末にありついた海鮮は絶品でした。白身はよく締まって歯応えがあり、赤身は脂が乗っていて柔らかかったです。
道の駅の隣には「かにや横丁」という海鮮販売施設が併設されています。蟹を中心に、地元でとれた新鮮な魚介類を購入できる場所です。持ち帰って調理するもよし、テイクアウトの海鮮料理をその場で食べるもよし。
匂いに誘われてイカ焼きを購入してしまいました。美味。
まだまだ食べます。一番楽しみにしていたカニです。
かにや横丁で購入し、併設されている公園内で貪り食いました。蟹くさい(褒め言葉)。カニを食べる作業というのは煩雑で焦ったいものですが、それを含めてあのカニの味なんだと思っています。
ようやくお腹が膨れたのでどこかへ軽く散歩することにします。お手軽に行けそうなスポットとしてヒスイ峡がヒットしたので行ってみましょう。
ヒスイ峡(明星山)
糸魚川市街地を抜け、林道入山線という対面通行がギリギリ可能なくらいの狭路を走ります。バンディットにくびったけの私ですが険しい道を走っている時だけはオフ車が欲しいと思ってしまいます。
しばらく走っていると目の前に荒々しい岩の塊のような山が現れました。
佇まいがなんだか怖い。大自然に牙を向けられている気分。これは明星山と呼ばれる山らしいです。
伝わりますでしょうか、この大きさ、険しさ。看板に「ロッククライミングで使われる」と書いてありました。命と度胸がどれだけあったらここに来ようと思えるのでしょうか。
この駐車場の目と鼻の先にヒスイ峡があったのですが、明星山の大きさに圧倒されているうちに時間がなくなったので引き返しました。
なんとなく即興で決めた目的地でしたがこの旅で一番インパクトのある場所でした。まさに秘境。勇気があれば行ってみることをお勧めします。
おまけ
糸魚川といえば糸魚川-静岡構造線。ヒスイ峡に向かう途中、フォッサマグナパークの看板を見つけたため、急遽帰路ルートに組み込み、見に行きました。
西と東がしっかりわかるように大きな看板が建てられてます。
こちらは境界の一部を剥ぎ取った標本。
色が違うためユーラシアプレートと北アメリカプレートの境目がなんとなくわかります。古い方(ユーラシアプレート)は3〜4億年のもの、新しい方(北アメリカプレート)は1600万年前のもの。
フォッサマグナパークが開館していればもっと詳しくいろいろな情報を見れたのですが、残念ながらコロナの影響で閉まってました。是非またリベンジしたいです。
美味しいものを食べてのんびり観光して、もう新潟に思い残すことはありません。
と思ってましたが、一つ大事なものを忘れていました。温泉です。バイクと親和性が高いことで知られています。帰りがけに糸魚川市内にあるひすいの湯へ行きました。
温泉、泡風呂、寝湯、露天風呂など幅広く楽しめます。
知らない旅先の広い温泉はどこか現実感がなく夢うつつのままいつまでも浸かっていたくなってしまうのは私だけではないはず。
温泉から出ると時刻は19時過ぎ。暖かい温泉と肌寒い外気の温度差で風邪をひきそうでした。鼻水を垂らしながら宿まで帰りました。
まとめ
海、山、温泉、地元の美味。
2日という短い間でしたが新潟スターターキットは一通り楽しみきったのではないでしょうか。あとは京都まで無事に帰るのみ。4日目に続きます。