ひろみバイクライフ

バイクに乗ってブンブン言わせます

2023.05.21_琵琶湖博物館

人生で一番辛かった別れは何かと問われれば、私はこの1ヶ月ブンブン1号と会えなかったことだと答えるでしょう。

雨の日も風の日も猛暑の日も、心躍る冒険も孤独な逃亡も、振り返れば2年間、13,000km近くブンブン1号と連れ添ってきました。2年の節目、すなわち車検の時を迎えたのです。GWなどもあったせいで、預けてから引き取りまで1ヶ月、お値段n万円、車検とはかくも辛いものかと5月の碧空を恨めしく睨んでいました。

何はともあれ無事戻ってきたブンブン1号。今回は前後輪、ブレーキパッド、冷却水、スパークプラグを一新しました。新品タイヤということで慣らし走行、久々に琵琶湖へお散歩です。

スケジュール

2023年5月21日(日)

出発 12:00ごろ
到着 18:00ごろ

目的地

goo.gl

走行ルート

日記

滋賀県立琵琶湖博物館

琵琶湖大橋を抜け、滋賀県道559号・通称さざなみ街道を南下すると現れる滋賀県民御用達休日観光スポット。この日も多くの親子連れで賑わっていました。

観覧料金は大人800円

順路は2階展示室から。A室からC室まで、それぞれ琵琶湖の地学的変遷や人々の暮らしとの関わり、固有生物の生態等が紹介されています。

琵琶湖は古代湖に分類されます。一般的な湖は土砂が堆積して湖底が埋まるため、数千から数万年程度で消えてしまいますが、琵琶湖は西岸の断層が活動することで土砂の堆積を上回る勢いで湖底が下がり続け、長生きしています。

400万年の長い歴史とそこで形成された豊かな文化・自然が圧巻のボリュームで展示されています。

A展示室。湖底の地層と湖岸の地層。全然違う。

B展示室。かつて湖岸の人々の生活を支えた物資輸送船「丸子船」

C展示室。琵琶湖周辺で見られる生物の標本が壁一面に。あまりにも多すぎる。

80cmある新鮮なミミズを嬉々として展示している

階段を降り1階に行くと水族展示室です。100種類以上の淡水生物を見ることができます。

今年の2月に一部水槽で破損が確認されましたが、GW明けから展示を部分再開しており、トンネル状の大型水槽以外は観覧可能です。

キッズたちに「動かん、◯んでる!」と叫ばれていたビワコオオナマズ

こちらのビワコオオナマズは水槽破損事件の際、瓦礫から発見され無事生き延びた猛者です。そんなこと微塵も覚えてなさそうな顔つきがいいですね。

ファンサするバイカルアザラシ。古代湖つながりでバイカル湖の生物も展示している。

ここまで淡々と紹介してきましたが膨大な展示の量に疲れてしまいました。博物館を訪問するたびに己の体力のなさを痛感します。ペース配分が下手くそな自覚があるくせに毎度懲りずに初っ端の展示からじっくり見てしまうんですよね、悔しい。想像以上に楽しかったです。

②道の駅草津 グリーンからすまプラザ

小腹満たしに道の駅へ。道の駅草津といえばあおばなソフト。

見た目も味も薄い緑

あおばなとはその名の通り真っ青な花弁を持つツユクサの一種で、染料として利用することを目的に栽培されていました。後に糖質吸収と血糖値上昇を緩やかにする作用が発見され、近年は健康食品として消費されています。(あおばなについてもっと知りたい方は草津市HPへ)

肝心なお味なのですが、基本はバニラベース、抹茶のような香りが控えめにあるのみで非常に食べやすいです。草津の道の駅はライダーさんもたくさん立ち寄るため、外でバイクを眺めながら食べるとなお美味しい。

しかしすぐに溶ける。もう夏ですか。

総括

琵琶湖周辺、実はまだまだ未開拓で隙を見てはGOODスポットを探しに行きたいなあと思っています。気候も素晴らしいので梅雨に入る前にたくさん走る所存です。