タイトル通り今日はブンブン1号を綺麗にしていきます。
ブンブンも購入してはや4ヶ月。砂や埃で色がくすんでいます。
汚れは共に苦難を乗り越えた証。彼と過ごした思い出の積み重ねを思うと愛おしく感じます。
それはそうとして10月に予定してる帰省で家族にこの子を紹介・挨拶させるのでピカピカの状態で実家に連れて行きたいです。
今回は洗車、ワックスがけとチェーン清掃をします。
洗車
①洗車場所を探す
いざ洗車をしようと思っても、我が家の外には洗車できるようなスペースも水道もありません。そんな時はコイン洗車場が便利です。
バイク可という限られた条件の中でいろいろと探してみて見つけたのが「洗車のジャバ」。
Googleのレビューに休日は混む、と書いてあり不安でしたが、土曜日しか行く余裕がなかったので突っ込みました。
ジャバは洗車用具の無料貸し出しが行われているため手ぶらで行っても問題ありません。バイクに洗車道具を積み込むのは大変なのでとても助かります。
昼前にお店に到着。心配とは裏腹に全く混んでいませんでした。
手前に車を突っ込むタイプの洗車機が、奥にホースから水や洗剤が出てくるタイプのスプレー洗車機が2台ありました。
②エンジンを冷やし、洗車準備
スプレー洗車機のところに駐車して洗車道具を借りる間にエンジンを冷やします。今回借りた洗車道具はスポンジ、バケツ、拭き取り用タオル2枚です。
バイクには特に何も気にせず水をかけて構わないのですが、キーシリンダーとマフラーは塞いだ方が安心と聞いたため家から持ってきた養生テープを貼っておきました。
③洗車機にコインを入れる
古すぎて案内音声が音割れしているちょっと不安な洗車機にコインを入れます。お釣りなし、100円玉のみ対応。にもかかわらず洗車コースは600円〜。せめて500円玉も対応してほしい……。
通常コース:洗剤2分+高圧水4分 600円
④放水
スタートボタンを押して洗剤水噴射。事前学習で見たとあるモトブログの洗車場はバイクが泡まみれになるほど洗剤が噴射されていたのですが、そうはならんかった。ここの洗車機はちょっと勢い弱くて洗剤薄めなのかもしれない。
バイクは基本的に上から液体をかけるべし。きれいにな〜れと念じながら満遍なくかけていきます。
しばらくのんびりしてたらいきなりホースから高圧水がジュコッと出てきました。どうやらいつの間にか洗剤ターンが終わり、高圧水ターンに入った模様。予告なしに切り替わらんでせめて何か言ってくれ、右肩持ってかれるところやったで。
⑤スポンジで車体を磨く
慌てて一時停止ボタンを押してスポンジで車体を磨いていきます。この手際の悪さよ。
車体を擦ったスポンジを洗うとバケツの水が真っ黒になりました。汚れはしっかり落ちたらしい。
⑥洗剤を流す
ある程度磨いたら今度こそ洗剤流しの高圧水です。高圧水の勢いが肩外れそうなくらい強いけどわしの肩が弱すぎる可能性はある。こんなんじゃ甲子園行けねえや。
⑦拭き上げ
流し終えたら太陽光で乾いた水滴がシミにならないよう、手早く全体を拭き上げます。上記の理由から快晴の日よりも曇った日に洗車するのがいいらしいです。
洗車まで終わった状態で一旦ビフォーアフターしてみましょう。
なんということでしょう。わかりやすく綺麗になってます。
拭き上げまで終わったら洗車は完了。洗車スペースから離れて駐車場に一旦移動します。
ワックスがけ
そしてお次はこれ。
バリアスコートはいろんな人が使ってるのを見かけるので間違いないでしょう。拭き上げクロス2枚とセットで4000円弱。今回は水分を拭き取ってから使用していますが、多少水滴が残っていても使えます。使い方は、缶をよく振ってから15〜30cm離して車体に噴射し、付属のクロスで拭き取るだけです。
ワックスをコーティングしてピカピカになったブンブン1号がこちら。
おお……?!撮影時の光の加減なのかちゃんとワックスの効果があったのか、どっちだろう。しかしヌルテカしていると言われればそんな気もする。きっと全部ワックスのおかげなんだと思います。
洗車場でやるべき作業はすべて終了。借りた洗車道具をお返しして、綺麗になったブンブン1号とおうちに帰ります。帰宅途中、道のど真ん中で2回エンストしました。コラコラ、ピカピカになったからってあんまりはしゃいじゃダメだぞ〜。
チェーン清掃
さて、お家に帰ったら今度はチェーン清掃です。
ネットの記事によると500〜1000kmに1回のペースで清掃すべきだとか。もうすでに2000km弱走ってるはずなので2、3回はすっぽかしてしまってます。
①準備
チェーン清掃に欠かせないものといえばリフトアップスタンド。買っちゃいました。
メンテナンススタンドはかさばる上に二人での使用を推奨されているため、一人でメンテするならお手軽なリフトアップスタンドの方がいいようです。
地面やタイヤにオイルが飛び散るのを防ぐため、段ボールを敷きます。特にタイヤにオイルがついちゃうと滑って危ないのでちゃんとガードしましょう。
また、手がチェーンオイルで汚れないよう軍手もしておくと良いと思います。
②清掃
今回使うチェーンクリーナーはWAKO'S(上の写真参照)。シールチェーンにも対応しています。
クリーナーをチェーンに満遍なく噴射して付属のブラシで擦ります。浮いた汚れをキムタオルで拭き取ると真っ黒。あまりの汚さにちょっと引きました。この作業の繰り返しです。
30分くらいでチェーン清掃は完了。
この通り、清掃前と後ではまったくの別物です。本当はローラーとスプロケットが噛み合う部分が綺麗になることが重要なのでチェーン外側はあまり重視しなくて良いのですが、今回は雰囲気を出したくて全部磨いてあげました。どうせすぐに汚れるんですけれど。
③チェーンオイル
次にオイルをさしていきます。チェーンルブもWAKO'S。
クリーナーと同じく全体に満遍なく噴射したあと、いらないオイルを拭き取って完成。
総括
時間はかかりましたが素人でも簡単に清掃ができました。自分の手でバイクの部品をひとつひとつ触れてじっくり見るのは初めてでしたので「ココ、こんな形だったのか〜」とか「こんなパーツあったんだ〜」みたいな発見が多かったです。
磨いても落とせない年季が入った部分やちょっとした傷が全体的に多くてブンブン1号の24年の歩みを感じました。走りに支障をきたさない(と思われる)部分ですので、傷や痛み、というより味とでも呼ぶべきでしょう。ますます彼のことが好きになりました。愛着というのは相手の中身を知れば知るほど湧くものです。
また適切なタイミングがきたら清掃したいです。今度はより効率的に、が目標で。