そうだ、USB、つけよう
着々と買い進めて参ります。快適ツーリングへの道、第2回。
第1回はライディングシューズとシートバッグでした。
今回はUSB電源です。
快適なバイクライフのために金は惜しみません。
USB電源取り出し用品は、その名の通りバイクから電源を取り出してスマホやインカムを充電できるようにする装置です。
マップを見ながらの走行ではスマホの画面が開きっぱなしのため、充電がどんどん減っていきます。充電切れの恐怖に怯えながら走ることがなくなる、という点でUSB電源は本当に優秀なのです。
ただしUSB電源、というよりスマホをバイクにマウントすること自体あまり推奨されていません。天下の林檎様がつい先日公式に注意を出したばかりです。
振動がスマホに伝わってカメラの手振れ補正機能に悪影響を及ぼすのだそう。林檎製品以外でも手ブレ補正付きスマホなら同様の症状があり得ますね。
取り付けるか否かはご本人次第ということです。
でも私はナビがないと不安。人生においても運転においても道を違えることを極度に恐れる最近の若者なのです。もっとフランクに走りたい、そういう度胸とおおらかさが欲しいと常々思っております。
当座はナビが必要そうなので取り付けますよ。すまんな、スマホよ。
まずはUSB電源についての知識を少し蓄えておきましょう。
USB電源取り付けに関する知識
使用するUSB電源について
大きくは以下の2つの条件が揃っていればいいようです。
2A以上あること
これは充電スピードの問題です。手早く充電するには最低2Aくらいほしいです。アマゾンの売り上げ上位10にランクインしている製品のうち8つは満たしていたので(残り2つは確認できず)この辺りを買っておけば間違いないでしょう。
防水性があること
バイクに設置する以上USB電源が剥き出しになる事は免れず、万一雨で濡れて故障しないためにも防水性が担保された製品を買うのが良いです。
自力で取り付ける場合
費用 USB電源の費用+3,000円〜
やり方・注意点
- バッテリーから直接電源を引っ張ってくるとトラブルの原因になりかねないため、リレーやヒューズを媒介させて安全に作動させる。
リレー:電流のON/OFFを操作する機器
ヒューズ:過電流による発煙・発火事故を防ぐ機器。一定以上の電流が流れると切れることで電装品への電流の過流入を防ぐ仕組み。
- 配線の仕組みを理解していないと取り付けは難しい
バイクショップに依頼する場合
費用 USB電源の費用+5,000円〜(5,000円〜11,000円)
お店に相談
自力で取り付けるのは怖いのでお店に相談してみました。
レッドバロン
いつもお世話になってます。
USBポートの取り付けも取り扱っていますが、お値段は高め、ざっと見積もって2万円程度。安全な取り付けのため、パーツの取り外し等が複雑で、工賃・手間を加味するとどうしてもそれ以下は厳しい、とのこと。対応は丁寧にしてくれそうですがネットで調べた相場の倍程度はありますので一旦保留。
レオ洛北
見積もりは8500円程度。事前調査の相場通りです。取り付けるUSBポートは2A以上、周囲をゴム部品で覆う、ある程度の防水性が担保されているもの。大雨は耐えられませんがそんな悪天候の中を走ることはこの先考えていないので問題ありません。
かなり急ぎの日程だったこともあり、サードオピニオンまでたどり着けませんでした。それでもセカンドオピニオンは大事です。両者比較した結果、低価格のレオ洛北さんに決めました。
かくしてバージョンアップしたブンブン1号がこちら。
もう充電切れの恐怖ともおさらばです。これで心置きなく長距離ツーリングに出発できます。やったねブンブン。